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リハビリテーション機器紹介

当院リハビリテーションの取り組み

リハビリテーション機器の紹介



(1)POPO
脳卒中後の運動麻痺、骨折など整形外科疾患、廃用症候群によって一人で歩くのが難しい方に使用する歩行訓練機器です。ハーネスで体を支えるため転倒のリスクがなく安全を確保しながら立位・歩行の練習ができます。その都度支える強さを変更できるためその方改善に合わせて訓練が可能です。
※廃用症候群とは:過度に安静にしたことで、活動性が低下し身体や精神に様々な変化を起こした状態



(2)歩行アシスト
歩くことは可能でも「疲れやすい」「バランスが悪い」等により転倒に繋がる危険性のある方に使用する歩行訓練機器です。センサーで検知した歩行情報を基に、歩行時の足の動きに合わせて動作を誘導することで、正しい歩行動作をサポートし改善図ります。



(3)ウォークエイド
脳卒中後の運動麻痺によって歩行時につま先が上がらずに躓いてしまう方に使用する機器です。歩行訓練時に下肢のつま先を上げる筋肉に対して電気刺激を与えることで歩行の改善を図ります。


作業療法での訓練機器について

(1)PASシステム
脳卒中後の麻痺や脊髄損傷など上肢の運動麻痺を呈した方に対して電気刺激を与え機能改善を図る機器です。



(2)ミラーセラピー
主に脳卒中後の上肢麻痺に対して機能の改善を図る目的で使用します。鏡に麻痺していない側の上肢を映し、その動きを見てもらいながら麻痺した側の上肢を動かし機能の改善を図ります。



(3)オモニューレクサ
脳卒中後に麻痺した上肢の亜脱臼を予防する目的で使用します。上肢の麻痺が強まると肩関節が亜脱臼をしてしまうためそれを予防します。
※亜脱臼について:脱臼は完全に関節が外れた状態、亜脱臼は少し外れた状態



(4)MOMO・MOMOプライム
脳卒中後や脊髄損傷によって麻痺した肩や肘などを支え動作を支援する目的で使用する機器です。食事などの際に腕の支えが必要な方に対して使用していきます。



(5)ドライビングシミュレーター
脳卒中後に麻痺や高次脳機能障害を呈し安全な車の運転ができなくなった方に対して使用します。反応検査や危険予測体験などの検査を通して安全に運転を行えるかの評価を行います。

言語聴覚療法での訓練機器について

嚥下関連機器

(1)VF(嚥下造影検査)検査
脳卒中後や加齢により飲み込みに問題のある方に使用する機器です。食べ物や飲み物を飲んでいる最中の喉をX線で透視し飲みこみに題がないか確認を行います。

(2)舌圧計
脳卒中後や加齢により飲み込みに問題のある方に使用する器械です。食べ物を噛む・飲み込むときには舌の筋力が重要です。その舌の筋力を数値で表し評価する機器です。



(3)Vital Stim(バイタルスティム)
脳卒中後や加齢によって飲み込みに問題のある方に使用する訓練機器です。食べ物を飲み込む際、あごの下にある筋肉が重要となってきます。その筋肉に電流を流し効率的に筋力の改善を図るために使用します。

コミュニケーション関連機器

(1)指電話
脳卒中後に上手く話せない・言葉が理解できないなどのコミュニケーション障害の方に対して使用するアプリです。アプリに取り込んである絵カードや写真を用いて言語の理解や表出を改善させる訓練を行います。また訓練としてだけではなく、内蔵された絵や写真、50音表を用いて相手に気持ちを伝える代償手段としても使用できます。
※代償手段とは:障害を何かしらの形で補うためのツール



(2)言語くん
脳卒中後に失語症(言葉が上手く言えない・理解できない)となった方に対して使用する言語訓練用パソコンソフトです。パソコン上で言語の理解・表出の訓練を行えます。その場で訓練の難易度が変更できます。また持ち運びも可能なためベッドから移動できない方にも使用できます。



(3)トーキングエイド
脳卒中等によって声が出せない方が使用するコミュニケーション機器です。文字を入力するとそれに合わせて音声がなります。