訪問指導・院外訓練
地域社会生活への復帰を目指した取り組み
当院では入院された方が退院後に地域社会生活へ戻り生き生きと主体的な生活が送れるように様々な取り組みを行っています。
ご自宅への訪問指導
当院では入院時・退院時にご自宅にリハビリスタッフやケアマネジャー・福祉用具業者など退院後関わるスタッフと共に自宅を訪問します。入院初期や退院時に自宅に訪問することで退院後の生活へスムーズに繋げられます。またご本人の病前の生活や趣味などを知ることで入院中のコミュニケーションなどに役立てることができます。
院外訓練
通勤や通学、買い物等日常生活で外に出ることがあります。その為入院中から退院後の生活を見据え必要に応じて屋外での歩行練習やバス・電車の乗車練習、買い物や人込みでの歩行訓練等を行います。
訪問指導及び院外リハビリテーションの実績
感染対策に留意しながら、自宅復帰に向けて訪問指導及び院外リハビリテーションを積極的に実施してしています。
1.入院時訪問指導
個別のリハビリテーション立案の生かすため、入院後早期に、ご自宅を訪問させていただき、自宅内や周辺環境を調査しています。
2024年度実績 自宅復帰患者315名中 109名実施
2024年度実績 自宅復帰患者315名中 109名実施2.退院前訪問指導
退院前に、ご自宅を訪問させていただき、住宅改修の提案、自宅での動作指導・生活指導、ご家族に対する介助指導などを実施しています。
2024年度実績 自宅復帰患者315名中 163名実施
2024年度実績 自宅復帰患者315名中 163名実施3.院外リハビリテーション
病院内だけでなく、病院外でのリハビリテーションとして、①道路の横断、エレベーター、エスカレーターの利用などの屋外での移動手段の獲得②券売機、改札機の利用、バス、電車等への乗降などの公共交通機関の利用の獲得⓷店舗における日用品の買い物などの応用的な家事能力の獲得などを目的に院外リハビリテーションを実施しています。
2024年度実績 自宅復帰患者315名中 59名実施
2024年度実績 自宅復帰患者315名中 59名実施