病院の概要

 

多摩丘陵病院について

院長ご挨拶

 本院は1982年(昭和57年)5月1日に創立されました。創立当初から掲げてきた「生きる力を支え合い、ぬくもりのある医療と看護を提供します」という本院の理念は、「病気を治すだけでなく、生活を支える」という地域医療のあるべき姿を示しており、最近になって国策として推進され始めた地域包括ケアシステムという考えを先取りした先見性のあるものだと思います。

 以来、総合リハビリテーション施設、東京都指定二次救急医療機関、各種学会認定施設などの認可を得て、急性期から回復期、慢性期までシームレスな医療を提供するケア・ミックス型病院として地域医療の一翼を担って参りました。2020年(令和2年)7月からは東京都地域医療構想の指針に基づき、入院患者さんの在宅復帰へのサポートを充実するため、医療療養病棟42床を回復期リハビリテーション病棟に転換いたしました。転換後は一般急性期病棟146床、回復期リハビリテーション病棟117床、地域包括ケア病棟53床での運用となりましたが、総病床数は316床と変わりません。

 「殆ど在宅、時々入院」を目指す地域包括ケアシステムを実現するには、在宅医療の充実とともに、急変時の入院からその後の退院支援体制の整備が欠かせません。急性期、回復期、さらに地域包括ケア病棟の三つの病棟機能を持つ本院は、周辺の地域医療を担っている医療機関、施設の方々と協力して、在宅や療養施設からのacute, sub-acuteの緊急入院、あるいは超急性期病院からのpost-acuteの受け入れ、さらに回復期・リハビリテーションを経て在宅復帰まで切れ目のない医療を担っております。

 さて、2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19) のパンデミックで世界中が大きな打撃を受けています。日本では1月に中国武漢への渡航歴のある患者に端を発し、2月には指定感染症になり、クルーズ船内の感染や東京を中心するクラスターの発生が起こり、次第に接触歴不明な市中感染が増えてきました。そのような状況の中で、当院では院内感染を防ぐ徹底した感染防御策を取りながら、来院する患者さんの期待と信頼に応えるべく、職員一同が使命感を持って職務を全うして参ります。

 我々医療従事者はいかなる事態に遭遇しても常に患者中心を忘れてはならず、本院の理念である「ぬくもりのある医療と看護」を忠実に実践し、「やさしい病院、頼りになる病院、安全・安心な病院」をモットーとして努力する所存です。地域医療の第一線の担い手として本院の果たすべき役割は益々重要になることを認識して、職員一丸となって頑張って参ります。

2020年9月

病院長 島津元秀

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